2008-11-30
LLM出願準備: TOEFL

米国Law Schoolに留学することが決まったらすぐに取り組むべきなのが、TOEFL対策だと思う。
TOEFLは英語を母語としない留学志望の人のための英語の試験で、Reading, Listening, Speaking, Writingの4つのセクションからなる。英語に不自由のないバイリンガルな人は別にして、普通の日本人は一般にSpeakingを苦手とするようである。TOEFLを主催するテスト機関の統計で、Readingのスコアは日本人は他の先進国と比べてもむしろ高い一方、Speakingはというと、他の先進国に大きく水をあけられている。同じくらいの平均点をとる受験生の属性は、あまり聞いたことのない国・地域の方々のようである。

対策としては、まず何はともあれ試験の形式を知ること。試験を主催する機関・ETSがガイドブックを出しているので、一読することをおすすめする。

各セクションの実践的な対策については、先達の方々が非常に参考になる情報を提供してくださっている。特に私が的確だと思ったのはこちら。
ロースクール出願準備|グラ可愛系働きマン@東京~ニューヨーク:
http://ameblo.jp/juicy-611/theme-10006755913.html

それなりの点を狙うには、試験の形式への「慣れ」も相当あるので、何度か受ける必要があると思われる。私は結局10回受けたが、うち2回ほどは試験場・設備のトラブルでまともなスコアが出なかった。こういう場合、救済措置としては、もう一度試験を受けることのできる無料クーポンをもらえるということになる。また、1回は行く途中のトラブルで開始時間に間に合わず、結局受けることができなかった。こういったこともあるので、時期的に余裕を持って、何回か受けるつもりでスケジュールを組むことが大事と思う。



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