7月のNY Bar Examに合格したことを受け、1月にAlbanyで行われる宣誓式で弁護士としてAdmitを受けられるよう、Applicationを提出する必要があった。締め切りは12月9日で、この日までに必要書類一式が当局に到着していなければならないとのこと。時間的に余裕がないので、11月の合格発表よりも早く取り掛かることが推奨されているが、自分で作成する書類はともかくとして、合格の確信がない状態で勤務先の上司などの関係者に面倒をお願いするのはかなり心理的負担が大きい。結局、合格発表を待ってから動き出すことにした。
先達のブログ等を大いに参考にさせていただいた。
http://blogs.yahoo.co.jp/tama_hiyorin/23032596.html
http://blog.goo.ne.jp/otowa1962/e/53b7e55a37aedfd383fb84b598e74a6d
http://rclo.jp/blog/report/cat70/post_208.html
勤務先、研修先の上司はいずれも弁護士や留学経験者なので、話が早かった。
日本の勤務先のAffidavitsについては、米国領事館(大阪)で公証を受けた。
Affidavits of good moral characterについては、米国在住の知人にお願いした。
日本の友人に頼むのは、記入そのものよりも公証の手間と費用が大きいので、
避けることにした。
学校関係は、日本、米国とも、迅速に対応してくれた。何度も経験しているので慣れたものというところ。
外国人なので、パスポートのコピーやI-20など在留資格関係の書類も入れておいた。
締め切りの1週間前に全ての書類を送付することができた。
誰に何を頼むかの検討や、公証・書類送付のロジスティクスを事前に詰めてさえおけば、合格発表後に動き出すのでも十分間に合うと思う。ただ、合格発表後にはじめて必要書類を調べて、動き出すのに時間をかけているようでは危ないとも思った。
と、問題なくApplicationを完了したかのように書いたが、当局からはまだ何も連絡がない。間の抜けたミスでもやらかしていなければよいのだが。
11月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1324ページ
BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2010年 11月号 [雑誌]
読了日:11月30日 著者:BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2010年 10月号 [雑誌]
読了日:11月30日 著者:BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2010年 09月号 [雑誌]
読了日:11月25日 著者:“本物のお金持ち”と結婚するルール―ホリエモンの恋愛講座
読了日:11月25日 著者:堀江 貴文10万年の世界経済史 下
読了日:11月23日 著者:グレゴリー・クラーク利休にたずねよ
茶の湯の真髄とは。
読了日:11月21日 著者:山本 兼一社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由
これは、起業するなら間違いなく、必読。
読了日:11月21日 著者:板倉 雄一郎
読書メーター
先週金曜日、研修先の事務所から外出している時に、妻から「NY Barの結果が出ていると、同期の人がFacebookに書いている。(あなたも)合格しているらしいよ」という、伝聞情報が伝えられた。一刻も早く自分で確認したいが、外出先でありままならない。結局確認できたのは深夜に家に帰ってから。NY BOLEから、Eメールが来ていて、添付ファイルに合格を通知するレターのコピーが付けられていた。
うれしいというよりは、もう一度受験しないでよいという安堵感が先に立った。ただ、周りの友達でもみんな合格しているわけでもないので、複雑な気持ちになった。
http://www.nybarexam.org/Results710/Jul2010Results.htm
NY BOLEからの通知レターにはMBEのScaled Scoreも付記されている。それによると、165.2とのこと。
2010年のデータはまだ出ていないようなので2009年7月の全国のデータで見ると、最高188、最低65、Median 145(いずれもScaled)。
http://www.ncbex.org/fileadmin/mediafiles/downloads/Bar_Admissions/2009_Stats.pdf
合格率のデータは、これも2010年のデータはまだ出ておらず、2009年7月のNY州のデータを見ると、全体79.8%、ABA Graduates(JD)88.3%、Foreign Eduatedは46.2%。
http://www.nybarexam.org/Press/Annual%20Pass%20Rates_2004-2009.pdf
MPREも去年受験して必要点数を取得しているので、1月のAdmissionに向けてApplicationを準備していくことになる。
試験当日のMPTやエッセイの手ごたえからは、「正直、無理だろう」と思っていただけに、うれしい驚きだった。MBEをほぼ普段の問題演習時の調子で解けたことと、「何を書いていいんだコレ」という状態になったMPTやエッセイでも、あきらめはせずに自分に書けることを淡々と書いたことが奏功した、ということらしい。
まずは、応援してくださった皆様に感謝申し上げたい。ありがとうございました。
10月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1161ページ
夢をかなえる「打ち出の小槌」
読了日:10月25日 著者:堀江 貴文
徹底抗戦
読了日:10月25日 著者:堀江 貴文
ロスト・シンボル 下
読了日:10月25日 著者:ダン・ブラウン
ロスト・シンボル 上
ワシントンDCが舞台ということで、ローマやパリを舞台にした謎解きの前々作・前作よりもスケールダウンしてしまうのではないかという心配があったが、杞憂に終わった。読後感は、非常にスリリングで、ミステリアスで、面白かった!アメリカ建国史に興味が出てきました。
読了日:10月25日 著者:ダン・ブラウン
読書メーター
7月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1992ページ
BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2010年 08月号 [雑誌]
読了日:07月19日 著者:坊っちゃん (新潮文庫)
読了日:07月16日 著者:夏目 漱石吾輩は猫である (岩波文庫)
読了日:07月16日 著者:夏目 漱石舞姫 集英社文庫
読了日:07月16日 著者:森 鴎外こころ (新潮文庫)
読了日:07月16日 著者:夏目 漱石BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2010年 07月号 [雑誌]
読了日:07月15日 著者:著作権判例百選 第4版
読了日:07月15日 著者:10万年の世界経済史 上
読了日:07月15日 著者:グレゴリー・クラークBUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2010年 06月号 [雑誌]
読了日:07月15日 著者:
読書メーター
ロースクールを卒業しました。
春学期の試験が卒業式前日まであり、同級生が試験を終えて、一週間ほどの休みを満喫しているのを横目に勉強を続けるのはなかなかタフでした。でもまあ、どの試験でも(自分で認識する限りでは)大失敗というほどのこともなくそこそこの手ごたえを感じていますので、卒業できないということはないと思います。
卒業式に際して、両親が日本から駆けつけてくれました。うれしかったです。せっかくの機会なので、友人との飲み会はオフィシャル(?)な一回だけ参加して、あとは両親とLAとサンタバーバラを見て回りました。試験からそのまま卒業まで直結で休む間もなかったので、なぜか首から背中にかけて痛めてしまい、(すばやく周りを確認する必要のある)車の運転のときは結構きつかったです。でもそれももうよくなりました。
今日午後からシアトルに出かけます。
それが終われば、来週からはBarBri(司法試験の予備校)です。つかの間の休息。
4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1251ページ
消費者庁―消費者目線で新時代の経営を創る
読了日:04月29日 著者:齋藤 憲道National Geographic [US] May 2010 (単号)
読了日:04月28日 著者:BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2010年 05月号 [雑誌]
読了日:04月28日 著者:外国語で発想するための日本語レッスン
この本に書かれているようなテクスト分析を無意識的にではなく意識的に行い、それを自分の言葉でアウトプットする癖をつけることが、外国人と深いコミュニケーションをするうえで、また、外国で高等教育を受ける上で重要と思った。
読了日:04月08日 著者:三森 ゆりか特許・ライセンスの日米比較―特許法と独占禁止法の交錯
読了日:04月06日 著者:村上 政博,浅見 節子米国競争政策の展望―実務上の問題点と改革の手引き
読了日:04月06日 著者:ハーバート・ホベンカンプNational Geographic [US] April 2010 (単号)
読了日:04月06日 著者:
読書メーター
3月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:673ページ外国語を身につけるための日本語レッスン
「翻訳可能な日本語」を身につけることが必要ということが非常に腑に落ちた。
読了日:03月25日 著者:三森 ゆりか

「議会、内閣、首相、政治家、官僚、政党など議院内閣制の基盤を通し、その歴史的・国際的比較から、日本という国家の統治システムを明らかにするものである。」 非常に的確な指摘が随所にあり、目からウロコが落ちると共に、今までこれらの知識なしに政治を考えていたことに愕然とした。
読了日:03月10日 著者:飯尾 潤
2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1250ページ人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))
読了日:02月25日 著者:太宰 治

「自己主張は関係構築のプロトコル」の箇所に非常に強い感銘を受け、強く同意する。アメリカに来て非常に身につまされている点。実践し、折に触れ再読する。
読了日:02月08日 著者:天野 雅晴
春学期も第5週に入った。
秋学期の成績が年始から1月下旬にかけて、順次発表されました。
1月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:563ページ企業内弁護士
随所に参考になる記載あり。企業内弁護士と顧問弁護士てどういう違いがあるの?という疑問を口にしていた友人(企業法務)に勧めたい。
読了日:01月26日 著者:
2009年の読書メーター
読んだ本の数:53冊
読んだページ数:13717ページ労働市場改革の経済学
良書。
読了日:12月31日 著者:八代 尚宏

知識のない人向けに簡略化していることを割り引いても、ひどい。結論を一言で言うと、日本企業も外資に飲み込まれないようM&Aをどんどんやって大きくなりましょうと。要は筆者のM&Aコンサル会社の宣伝。そのあと経営がコケても知ったこっちゃない(むしろ他社からの買収ターゲットになって、M&Aが起こるだろうからよしと思っているのかもしれない)。典型的な、悪い意味でのMBA本というべきか(筆者はスタンフォードMBA)。筆者にとってはM&Aが増えればそれでよいのであろう。なぜM&Aに打って出るのがよいのかは書いていない。
読了日:12月23日 著者:岩崎 日出俊

授業で使ったケースブック。合計何時間費やしたか知れない。
読了日:12月17日 著者:D. Gordon Smith,Cynthia A. Williams
![BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2009年 12月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51djCptMPcL._SL75_.jpg)
恐るべし、中国企業。「金を払わず、キャッシュフローをよくするのが財務担当者の仕事。」
読了日:11月23日 著者:
![BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2009年 11月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51uUKNHLxZL._SL75_.jpg)
訴訟弁護士Litigatorの仕事についての特集が面白かった。勝つも負けるも弁護士しだい。
読了日:11月14日 著者:

たぶん10年ぶりくらい、ひさしぶりにグリシャムを読んだ。米国法の知識がそれなりに増えているのと、MPREのために法曹倫理も少し勉強したので、その点でも面白い気づきがあった。ほかのグリシャム作品も読み直しても面白いかもしれないが、日本に帰ってからにしよう。
読了日:11月09日 著者:ジョン グリシャム

「身をひそめて経済の実を手にする慣性のなかで、われわれは、他国民と世界の運命に共感を持って行動する苦痛と誇りを、見失いすぎたのではなかろうか。」
読了日:09月30日 著者:五百旗頭 真

あとがきで立花隆氏が書いておられるように、この10から読み始めて9、8へとさかのぼっていこうと思います。
読了日:04月05日 著者:J.M. ロバーツ,立花 隆
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