春学期も第5週に入った。
Topics in American Lawは、Torts, Criminal Lawを終えて、Criminal Procedureに入ろうというところ。教授の話は非常に聞き取りやすく、間の取り方やジョークなど、聞き手を飽きさせない。
Antitrust Lawは、教授の話が半分くらいしかわからない。女性の教授で、アクセントが気になるわけでもないので、単に話の進め方の問題かもしれない。ネイティブのJDもあの教授の話は分かりにくい、といって避けていた。成績はPaperの提出か、Final Examかを選択できて、周りの同級生の多くがPaperにする、と言っている。自分はExamにしようかと思っていたが、このほど教授からSuggested themesのリストが送られてきてざっと見てみると、日本にいたときに実務(米国独禁法訴訟)をやっていて疑問に思っていたことをはじめ、興味を引かれるトピックがちらほらあるので、Paperにしてもよいかもしれないと思い始めた。どうもそのほうが自分として得るものが多いような気がする。
Counseling Startup Companyは、何をやっているのかよくわからない。実務的な科目が多くはないので、実際のドキュメントに触れる機会は貴重といえば貴重なのかもしれないが、卒業後はむしろそればっかりになるわけで、あえてこれをとらなくてもよかったかなと思いかけている。試験に向けてどう対策してよいかも全くわからず、不安が募る。
Law and Economicsは、知的好奇心が最も刺激される科目であるが、だんだん難しくなってきて、この先ついていけるか不安になってきている。来週Review SessionというのをTAがやってくれるようだ。
CR/D/Fという成績オプションがあり、成績をAやらCやらでランク付けせずに、DやFでなければCRすなわちPass、となる。限られた単位数に対してしかこのオプションを適用できないので、どの科目に使うか、思案のしどころ。今のところ、Counseling と L&Eかなと思っているが、Antitrustは大丈夫なのかというとそうでもない。悩ましい。
卒業後に控えるNY州Bar Examについては、LLM学生で組織する自主的なStudy Groupに参加して、毎週土曜日に集まりに参加している。運営方針をめぐって議論になっており、効率よく進めていけるか、難しい局面を迎えているような感じがする。今日は春節のせいで中国人学生の多くが不参加で、結論を出し切れなかった。