2010-02-14
春学期第5週

春学期も第5週に入った。

Topics in American Lawは、Torts, Criminal Lawを終えて、Criminal Procedureに入ろうというところ。教授の話は非常に聞き取りやすく、間の取り方やジョークなど、聞き手を飽きさせない。

Antitrust Lawは、教授の話が半分くらいしかわからない。女性の教授で、アクセントが気になるわけでもないので、単に話の進め方の問題かもしれない。ネイティブのJDもあの教授の話は分かりにくい、といって避けていた。成績はPaperの提出か、Final Examかを選択できて、周りの同級生の多くがPaperにする、と言っている。自分はExamにしようかと思っていたが、このほど教授からSuggested themesのリストが送られてきてざっと見てみると、日本にいたときに実務(米国独禁法訴訟)をやっていて疑問に思っていたことをはじめ、興味を引かれるトピックがちらほらあるので、Paperにしてもよいかもしれないと思い始めた。どうもそのほうが自分として得るものが多いような気がする。

Counseling Startup Companyは、何をやっているのかよくわからない。実務的な科目が多くはないので、実際のドキュメントに触れる機会は貴重といえば貴重なのかもしれないが、卒業後はむしろそればっかりになるわけで、あえてこれをとらなくてもよかったかなと思いかけている。試験に向けてどう対策してよいかも全くわからず、不安が募る。

Law and Economicsは、知的好奇心が最も刺激される科目であるが、だんだん難しくなってきて、この先ついていけるか不安になってきている。来週Review SessionというのをTAがやってくれるようだ。

CR/D/Fという成績オプションがあり、成績をAやらCやらでランク付けせずに、DやFでなければCRすなわちPass、となる。限られた単位数に対してしかこのオプションを適用できないので、どの科目に使うか、思案のしどころ。今のところ、Counseling と L&Eかなと思っているが、Antitrustは大丈夫なのかというとそうでもない。悩ましい。

卒業後に控えるNY州Bar Examについては、LLM学生で組織する自主的なStudy Groupに参加して、毎週土曜日に集まりに参加している。運営方針をめぐって議論になっており、効率よく進めていけるか、難しい局面を迎えているような感じがする。今日は春節のせいで中国人学生の多くが不参加で、結論を出し切れなかった。



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2010-02-01
秋学期の成績と、春学期の科目選択

秋学期の成績が年始から1月下旬にかけて、順次発表されました。

成績は、個別に通知されるのではなく、インターネットのウェブサイト上(もちろんログインが必要)に掲示されます。各個人にユニークな”Exam number"が与えられており、掲示された成績一覧の中から自分のExam numberを探し、その横に記載された成績を確認する、ということになります。Exam numberがどういう番号体系で割り振られているのかは明かされていないので、プライバシーは保たれています。また、試験を受ける際にも、答案にExam number以外に自分を特定する情報を記載することは禁止されており、採点する教授等は各答案がどの学生の答案なのかがわからず、答案内容のみから採点をすることになっています。授業への積極的な参画などによる加点は、別途あります(科目による)が、試験の採点はそれ自体として公平になされるように考慮されているようです。

さて、私の成績ですが、思っていたよりもよかった、というのがまず印象です。
4.3 A+という最高の成績が一科目(2単位)、4.0 Aという日本でいう優に相当する成績が二科目(4単位と2単位)。残り二科目については、A+~Fという成績のつけ方ではなく、CR/D/Fといって、A+~Cに相当する学生にはCR(要はPass)が、UnsatisfactoryではあるがPassの学生にはDが、Failの学生にはFがつけられます。で、二科目とも無事にCRをもらうことができました。
ということで、GPAを計算しますと、(4.3*2+4.0*4+4.0*2)/(2+4+2)=4.075、ということになります。(CR/D/Fの成績は、CRをとっている限りはGPAの計算においてカウントされません。)
それなりに勉強の成果が出た、と言ってよいと思います。ただ、オーソドックスなロースクールの試験形式であるエッセイ形式の試験が今回はなかったことが最大の要因でしょう。(春学期及びNY Barではこの形式に挑戦しなければならず、今回のようにはいかないということでしょう。)

1月の第2週から始まった春学期ですが、科目選択を当初次のように申請しました。
Topics in American Law
Legal Profession
Antitrust Law I
Sales
Counseling the Start-up Company
Law and Economics Seminar

希望としては、M&AやSecurities Regulationも取りたかったのですが、他の科目との兼ね合いなどから断念。
で、最初の一週間に上記の六科目に出てみて、内容、自分の関心及びReading Assignmentの重さ等々を勘案して、Legal ProfessionとSalesをDrop。他の4科目を履修することにしました。
Topics in American Lawは、JD1年生が履修する基礎法科目をLLMは履修できないので、それをカバーする科目。NYやCAのBar Examを受験する予定の学生はほぼ全員が履修する科目。
Antitrust Law Iは、独禁法の全体をカバーする科目。留学前にさんざん実務をやった法律ですが、この機会にちゃんと体系を勉強したいと考えたもの。
Counseling the Start-up Companyは、科目名としてはベンチャー企業の法務問題だけのようであるが、実際には"Counseling the business in transition"というテーマで、成長局面だけでなく縮小・再建など、大きな変化の局面にある企業の法務問題全般を扱う、とのこと。
Law and Economics Seminarは、米国法に非常に大きな影響を与えている「法と経済学」のセミナー。判例法とともに、米国法の大きな特徴のひとつであると思う。前から興味を抱いていて、ついていけそうなら取りたいと考えていたのだが、出てみると、受講している学生の半分ほどは経済学のバックグラウンドがない学生で、教授が基本的な概念から丁寧に説明してくれるので、履修することに決めた。Reading Assignmentから受ける知的刺激が多く、楽しい。
上記四科目で合計10単位であり、秋学期に取得した11単位と併せて、卒業要件の21単位ジャスト。もう一科目加えてもよかったのだが、科目を絞り込んで消化不良を起こさないようにすることを優先した。一つたりとも落とすことはできないので、どれもしっかり取り組んでいきたいです。



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2009-12-16
秋学期試験終了

昨日で秋学期の試験が終わりました。
Legal Research、Legal Writingについては課題の提出が求められていたが、学期末の試験はなく、残り3科目の試験の準備だけで済んだので、比較的楽だったと思う。

Introduction to US Legal System
外国人留学生であるLLM向けに、米国の司法システムについての基礎知識をつけされるための必修コース。米国憲法史、三権分立と連邦制、人権保障についての制度を概観する内容。成文法の国から来ている学生がほとんどなので、まずコモンロー・判例法システムとはどういうものか、というところから入る。そして、立法権、行政権、司法権、連邦と州の関係について学んでいくのだが、それを判例を通じて学んでいくのが米国司法システムのユニークなところだろう。立法権と行政権の合憲性を司法権が審査する司法審査権は、憲法に明文の根拠はなく、裁判所が(一方的に)判決の中で宣言したことが根拠になっている。ほかにも、合衆国銀行を連邦政府が設立したのを、州政府が憲法上の根拠がなく違憲であるとして訴訟で争うなど、日本やほかの国ではおよそ考えられないことまで訴訟で決着がつくのが米国司法システム。米国人はlitigiousだとよく言われたりするが、国の成り立ちがそもそもそういう性格なんですな。いい悪いではなく、公の場で、両者が主張を尽くして、公平な立場の裁判所が判断して、その積み重ねが法になっていくと。
最終試験は75%が択一式マークシート問題、25%がShort Answerという形式。LLM向けということもあり、授業で教えられていたことに素直な問題が出されていたように思う。

Reviewing and Negotiating Business Contract
ビジネス契約のBoilerplateと呼ばれる定型的な条項についての知識を学ぶとともに、仮設事例を用いて、学生同士で契約条件の交渉を行う演習を行う授業。
最終試験の前の授業で、通常であれば学生が授業と教材のエッセンスをまとめて作成するOutlineを教授から提供されるという親切設計な授業。教授いわく、他の科目の勉強もあって大変だろうから、負担軽減のためだそうな。「Don't overdo it.」やりすぎるな、つまり、この科目に精力を傾けすぎて、他のもっと労力と時間のかかる科目をおろそかにするな、との趣旨らしい。
Quick question & Quick answerというふうに言われたが、実際にどう採点されるのかは成績をあけてみるまではわからない。


Business Organizations
いわゆる会社法の授業だが、Corporationだけでなく、代理法Agencyと、Partnership、LLCも範囲に入っている。Corporationに関連する範囲として、M&AやSecurity Regulationも入っている。ただ、Agency以外はほかに独立のものとしてコースがあることからもわかるとおり、概論的な授業で、深くは突っ込んでいかない。Business Organizationsは、ほかの独立したコースのPrerequisiteとして要求される科目でもある。
4単位の科目で、ケースブックは1,000ページ超で、ボリュームは大きい。
当然、試験の範囲も広い。教授が実務家(弁護士)で、かつ自身がLaw schoolのソクラテス・メソッドで辛い思いをした、ということらしく、学生を質問責めにすることもない。Handoutとしてチャートや事例演習問題を配るなど、わかりやすくする、という工夫を非常にされていた。
最終試験は、100問の択一式マークシートテスト。JD向けの科目なので、多少ひねった問題もあるとはいえ、授業で配った事例演習問題などから来ている問題も多く、正直これで4単位は相当おいしい。といいながら、成績が返ってきて愕然、ということがなければよいが。

これで秋学期は終わりです。今週後半にLegal Writingの課題のフィードバックを受け取れば、もう年明けまで学校に行く必要もありません。

Happy holidays!



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2009-11-09
MPRE

アメリカで法曹資格を認められるために必要な、各州共通の、倫理試験。
Multistate Professional Responsibility Examの略。

3月、8月、11月の年三回行われます。
今回、11月7日に行われた試験を受けてきました。会場は日ごろ通学しているLaw Schoolの大教室。勝手知ったる場所なので、会場へのアクセスの点では(初めての場所に行くときにつきものの)心配をしなくてよいので、Advantageでした。
ところが、キャンパスでは当日何か大きなイベントがあったらしく、朝っぱらから最寄のFreewayの出口は封鎖されているわ、一般道路もそこらじゅうで封鎖しているわで、駐車場に車を入れるまでに一苦労でした。道をよく知っているからぐるぐる回らされても落ち着いていられましたが、これが知らない場所だったらパニックになっていたことでしょう。

ともあれ、会場に無事到着。JDの学生が多数派で、今回受けるLLMは少数派のようです。

荷物を自分の普段使っているロッカーに入れることができたのも、自校での開催ならではの利点。ほかの皆さんはカバンも携帯電話もとりあげられて、預かられていました。

試験は60問。択一マークシート方式。うち10問はダミー問題で採点されないが、どれがダミーでどれが本物かは区別できないので、60問すべてに解答する必要がある。時間は2時間5分なので、1問あたりの時間は2分(5秒)となる。

対策としては、Barbriのテキストを入手し、
・145ページの解説を通読。
・巻末の模試(4回分)を解いて、間違えた問題の解説を読む。
の2点を行いました。勉強時間は合計で約24時間くらいでしょうか。

友人の中には、上記の解説の長さを嫌って、同じBarbriのテキストの巻頭についている56ページの復習用のアウトラインだけ読んで済ませようとした人もいましたが、やはりそれでは具体的なルールのイメージがもてないため、問題を解くのは困難でしょう。結局その友人も145ページの解説を読むことにしたと言っていました。145ページの解説のほうには、ケースにおけるルールの適用の例も書かれているので、ルールについて具体的なイメージをもつことができます。

模試を使って、1問あたり2分で解くことにトライするわけですが、これはさほど困難ではありませんでした。むしろ10~15分くらい余る感じでした。
本番の試験は、問題文がBarbriの模試よりも短く、さらに早く解くことができ、結局20分くらい時間が余りました。

2時間のことなので、過酷な試験というわけではなりません。TOEFLのほうがよほどしんどいといえるでしょう。

5週間くらいで結果が出ると聞いています。再受験の必要が生じるようなことがないことを願っています。



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2009-10-23
10月中旬の概況

毎日の授業の予習、
11月にあるMPRE(倫理試験)の勉強、
Writing課題のためのリサーチ、
交流イベントへの出席、
に追われております。

時間がとれた時、勉強中の気分転換の時などに、
また追って更新してまいりたいと思います。



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2009-07-07
Arrival at L.A.

7月3日午後(日本標準時)、関空から成田、成田からLAへのフライト。LAへの座席はビジネスクラスへの無償アップグレードを受けることができた。広い座席、暖かいブランケット、親切なアテンダントに感激。

7月3日午前(太平洋標準時)、LAに到着。当地の不動産業者、吉岡氏と合流。
Verizonの携帯電話を契約。

7月4日、Santa Monica、Venice、Marina Del Rayを散策。

7月5日、Getty Centerを見学。

7月6日、Bank of Americaで口座を開設。
家探しに出かける。Pasadena、Redondo Beach、Marina Del Rayで物件を見分。



2009-06-09
予防接種・免疫証明

留学先の大学では、麻疹とおたふく風邪の予防接種2回又は免疫の証明書を要求している。
こちらで予防接種及び抗体検査の英文証明書を出してもらった。
↓
大阪府医師会 予防接種センター
http://www.osaka.med.or.jp/oma/cnt_vaccination.html

麻疹は幼児期に一度予防接種を受けていたので、その母子手帳の記録と、今回の接種とのあわせて2回を証明書に記載してもらった。
おたふく風邪は幼児期に罹患していたので、抗体検査を受けて、その結果を証明書に記載してもらった。



2009-02-10
BU合格、NWはWaiting list入り

BUから合格を知らせるEメールが来た。サマースクール(CELOP)の受講を条件としての合格。もとよりサマースクールには参加の予定だが、条件にされるのはやはり残念。しかしあの面接での受け答えではやはり英語力に疑問を持たれるのは致し方なし。
USCからはUPSで合格を知らせるレターと、USC Lawの案内パンフレットやニューズレターが来た。
NorthwesternからのEメールはDecisionを出したからWebでチェックせよ、という指示。ログインしてもPDFをダウンロードせよとのボタンがあるのみでまだ内容はわからない。ダウンロードしたPDFを開いてみたら、結果はWaiting List。選考に残りたかったら4月10日までに連絡せよ、結果は5月1日~15日に出るかもね、とのこと。要検討。



2009-02-04
BUインタビューとUSC

2月3日深夜23時30分、高まる緊張の中、BUに電話をかけ、インタビューを受けた。
じゃあ簡単に自己紹介して、と言われ、現在の仕事の内容について少し話した。どのくらい話せばよいのか加減がわからず戸惑った。次の質問が留学しようとしている理由。これも簡単に答えた。その後、BUに出願した理由や、BUのOBである現在の上司の話をした。それから、英語の読み・書き・聞き・話しのうちどれが苦手か、といったことを聞かれて答えていると、だいたい10分くらい過ぎたところで、「何か質問ある?」と来た。今振り返ってみると5つのトピックを話しているので頃よいかげんだったのかもしれないが、そのときは「え!?もう終わろう(打ち切ろう)としている?やばい」と少しパニックになったが事前に少し質問を考えておいたのでそれをいくつかぶつけてみた。どの質問に対しても丁寧に答えてくれた。
先輩によれば最後に日本人OBや在校生のリストをくれると言ったらまず間違いなく合格、ということだったのだが、かなり早口で言われたのでそのときはよくわからなかった。東海岸の英語なのでかなり聞きやすかったのだが、量が増えると少し厳しくなる。
ということで、インタビューが早く終わったことと、「OBリストをくれる」というメッセージをはっきりと受け取らないまま終わってしまったことで、「まずい、失敗した」という思いにとらわれ、12時前に終わったものの、その後なかなか寝付けなかった。

朝起きてみると、面接終了から2時間後くらいにメールでOBリストが送られてきていることを発見。ああ最後のところでOBリスト送るよと言っていたのか、とこのときになってわかった。ひとまずBUは大丈夫と考えてよさそう。

会社に行って10時前ころ、USCから合格を知らせるメールが来た。3月2日までに意向確認書とデポジット500ドルを送るように、とのこと。どうするか考えねば。



2009-01-31
BU 電話インタビューを設定

BUから電話インタビューの日時の設定を促すメールを受け取り、2月初めの日本時間夜11時30分(ボストン時間では朝9時30分)からに設定された。会社の電話会議システムを使えればハンズフリーで話せてよいなと考えていたのだが、時間からして自宅からかけざるを得ない。



2009-01-23
StanfordとPenn進捗

StanfordとPennから相次いでEメールによる連絡があった。
Stanfordは、アプリケーションがコンプリートしたという確認のメール。こちらからの書類の提出は1ヶ月半前、LSACからのレポートも遅くとも1ヶ月前。これがCaliforniaのペースか、という認識を新たにした。
Pennからは、「Early Notification pool」から「Regular applicant pool」に移管したよ、という通知。Early Notification poolの段階で不合格とされなかっただけ、最悪ではないというべきであろう。



2008-12-23
Georgetown 不合格

Georgetownからの、うす~い封筒がポストに入っていた。
開封する前から察しがついたが、不合格の通知であった。

Georgetownについてはビジネス関係の法分野はあまり強くないという話も聞くが、正直「当てにしていた」学校のひとつだったので、少し落ち込んだ。

George Washingtonからの合格通知を先に受けていなかったら、相当なショックを受けていただろうと思う。GWにかなり親近感が湧いてきている今日このごろ。願書を取り寄せたときに一緒に送ってきてくれた資料(Bulletinなど)を引っ張り出して読んだりしている。

Note PCはOSがWindows Vistaなのだが、スリープ機能に障害を抱えていて(勝手に復帰してしまい、放置しておくと異常終了する)、いちいち使用後にシャットダウンしなければならず不便だったが、ネットで検索するとほかにも同じ問題で悩み、解決した人がたくさんいるらしいことがわかった。結果として、ネットワークアダプタのWake on Lanの機能をOffにすることで、解決したようだ。使いたいときに起動時間の間待たされることがなくなり、だいぶ使い勝手がよくなりそう。



2008-12-20
George Washington 合格

12月20日早朝、米国時間19日に、George Washingtonから合格を知らせるEメールが来ていた。別途郵便で正式な通知が来るとのこと。

まずは、会社から留学派遣者として選定されているにもかかわらず「どこにも行くところがない」という最悪の事態は免れることができ、ひと安心。

Eメールには、来年1月末までに、500ドルのデポジットと「入学意向書」を提出するように、との指示が記されている。ほかの多数のLaw Schoolの結果が出るのはもっと先と思われるので、期限の延期を申し入れる必要があると思われる。



2008-12-13
12月第2週(12/8-12/14)

火曜は、半年前に受けた健康診断で、少し異常があったので受けることになった「6ヶ月後再検診」。当日の朝は絶飲食のうえで、血液検査をした。

今週のうちに、NYU, Penn, Northwestern, USC, BU, GWについてコンプリートの確認ができた。(OnlineでのStatus CheckまたはEメールでの確認。)
残るはStanfordのみ。

読書
池田信夫他著「ネットがテレビを飲み込む日」
2006年の本で内容が少し古くなっている部分もあるが、それでお通信と放送の融合を考える上で大いに参考になる。


水村美苗著「日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で」
ネイティブの域には到底到達できないことを知りつつも、やはり真剣に英語を勉強しようと思った。


三浦哲著「できる人はビジネス洋書を読んでいる」
洋書を読もうかなと思ったタイミングでちょうどこのタイトルと出会ってしまったがために購入してしまった本。内容薄く、おすすめしません。



2008-11-30
LLM出願準備: 出願書類作成

ほとんどのLaw Schoolが、Onlineで出願を受け付けるようになっている。ブラウザ上でテキストで情報を入力していくところもあるが、PDFのフォームに入力していく形のところもある。
また、いまだに紙の出願書類を要求するところでも、フォーム自体はPDFで提供されているところがほとんど。

効率的な出願書類(電子的または紙)の作成には、PDFをいかに効率的に操作するかという面が大きい。
ここで、いろいろなツールが紹介・推奨されているが、私はこれに関しては迷うことなくこれが一番と思う。
それは Adobe Acrobat。問題点は高価格。職場で導入している場合は問題ないだろうが、個人で買うには高い。私は職場でAcrobatにアクセスできる環境にはない。しかし、トライアル版を30日間は利用できる。これを、使わせてもらった。ほかのツールと何が違うかというと、フォームフィールドを一気に抽出できるところ。これは強烈に効率がよい。何かの具合で抽出しそこなった部分にも、簡単にフィールドを作成していける。これはほかのツールと同じ要領だが。

フォームへの入力自体はフリーのソフトでもできるものがあるので、それでかまわない。しかし、フォームフィールドを作っていくのが手間がかかる。これを効率化できるAcrobatはぜひ使うべきだと思う。30日間にその作業ができるよう、出願作業のピーク時に導入するか、出願校のApplication Formや他の書類のPDFをひととおり手に入れた時に導入して一気にフィールド抽出をやっつけてしまうかだと思う。
フィールドさえ一気に作ってしまえば、そこに入力していく内容は後からじっくり考えながら、フリーのツールで入力していけばよい。

もちろん、お金を気にしない人は普通に製品を購入されればよいと思いますが。



LLM出願準備: 履歴書及び推薦状

履歴書及び推薦状についても、こちらの書籍を参考にさせていただいた。


また、書籍以外にも、ブログなどで先達の皆様がいろいろと残しておられるので、あまり書くことはない。

ただ一点。
エッセイもそうだが、自分の文章として英文を書き、大学に提出するものについては、ネイティブチェックを受けるべきであると多くの先達も言われている。ここで気をつけたいのは、英文の質はネイティブチェックで改善できるとしても、「ネタ」は自分で考えるしかないということ。つまり、「ネタ」を振り絞ってドラフトに入れておかないと、ネイティブチェックではそこはサポートできない。ネタづくり→ネイティブチェック→実際の出願
、という段取り、ロジスティクスをよく考えておかないと、たとえば次のようなことが起こる。

大体こんな感じでネタ出しができたなーという段階までドラフトを仕上げる
↓
ネイティブチェックをお願いし、自然な感じの格調高い(と感じられる)英文になる
↓
さあ出願、という時期になって、追加したい、よさそうな「ネタ」を思いつく
↓
追加ネタについて自分なりに英文を作るが、その部分だけ英文がぎこちなく、周りと調和してない(ような気がする)
↓
さあどうしよう

ということで、ネタづくり→ネイティブチェック→実際の出願、という段取りはしっかり考えておいたほうがよいと思います。



LLM出願準備: エッセイ

出願書類の中でも最も重要と思われる、エッセイ、またの名をPersonal Statement。

これについても、先達がアドバイスを残してくださっている。特に的確だと思ったもの:

ロースクール出願準備|グラ可愛系働きマン@東京~ニューヨーク:
http://ameblo.jp/juicy-611/theme-10006755913.html

Nikkimemo
http://nikkimemo.blogspot.com/2007/01/law-schoolpersonal-statement-1.html

書籍も参考にした。

大学院留学のためのエッセーと推薦状―ビジネススクール、ロースクール出願完全ガイド



LLM出願準備: TOEFL

米国Law Schoolに留学することが決まったらすぐに取り組むべきなのが、TOEFL対策だと思う。
TOEFLは英語を母語としない留学志望の人のための英語の試験で、Reading, Listening, Speaking, Writingの4つのセクションからなる。英語に不自由のないバイリンガルな人は別にして、普通の日本人は一般にSpeakingを苦手とするようである。TOEFLを主催するテスト機関の統計で、Readingのスコアは日本人は他の先進国と比べてもむしろ高い一方、Speakingはというと、他の先進国に大きく水をあけられている。同じくらいの平均点をとる受験生の属性は、あまり聞いたことのない国・地域の方々のようである。

対策としては、まず何はともあれ試験の形式を知ること。試験を主催する機関・ETSがガイドブックを出しているので、一読することをおすすめする。

各セクションの実践的な対策については、先達の方々が非常に参考になる情報を提供してくださっている。特に私が的確だと思ったのはこちら。
ロースクール出願準備|グラ可愛系働きマン@東京~ニューヨーク:
http://ameblo.jp/juicy-611/theme-10006755913.html

それなりの点を狙うには、試験の形式への「慣れ」も相当あるので、何度か受ける必要があると思われる。私は結局10回受けたが、うち2回ほどは試験場・設備のトラブルでまともなスコアが出なかった。こういう場合、救済措置としては、もう一度試験を受けることのできる無料クーポンをもらえるということになる。また、1回は行く途中のトラブルで開始時間に間に合わず、結局受けることができなかった。こういったこともあるので、時期的に余裕を持って、何回か受けるつもりでスケジュールを組むことが大事と思う。



LLM出願準備: 学位/成績

日本の大学を出てLLMに出願するのに一般に必要となるものは次のとおり。

  1. 法学部や法学大学院の学位/成績
  2. TOEFLスコア
  3. エッセイ(Personal Statement)
  4. 履歴書(Resume/CV)
  5. 推薦状
法学部を出ていれば、基本的にLLMに出願できる。大学の際の成績を証明する英文の書類を大学に作成してもらう必要がある。ほとんど全部のLaw Schoolが、LSACと呼ばれる機関に参加しており、特に多くのLaw Schoolに出願する場合には、LSACの利用が便利である。LSACに成績証明書を送付しておけば、個々のLaw SchoolにはLSACに照会がいき、LSACがレポートを発行してくれる。LSACの利用料は185ドル、レポートは5校分までが利用料に含まれており、追加分は1校につき15ドル。私の出身大学の場合は、証明書の発行は無料で、英文の書類の作成や、発行した証明書を封筒に封緘するといったような米国Law Schoolへの提出にも慣れており、対応も早かった。Law Schoolによっては、大学が学生を順位付けしていないことを証明する書類を求めるところもあったが、これも先例があったようで、すぐに対応してくれた。



LLM出願について

予定通り、StanfordとGeorge Washingtonへの出願書類を発送。この2校は、Onlineでの出願ではなく、紙のApplication Formを作って提出する必要があり、したがってApplication FeeもOnlineでクレジットカードで支払うことができず、銀行で小切手を作る必要があった。

これで、当初出願する予定だった10校すべてについて、ひととおり出願作業を終えたことになる。
年末から春先にかけての合否通知を待つ状態となった。場合によっては、追加的な推薦状などの手立てを講じる必要があるかもしれない。仮に、それでもまったくどこにも合格できなかったら、追加で出願する学校を探して、急いで出願する必要がある。そうはならないと予想しているのだが、まあ当然将来のことなので確実なことはいえない。

LLM出願について、参考にした情報源を下記に記す。また、順次、必要なステップについて書いていこうと思う。

[主な情報源]

  • 会社派遣でLLM留学した先輩のファイル: 企業派遣ならではの情報源。具体的な作成書類の体裁や、細かい部分の言い回しなどが参考にでき、出願作業がピークに入り、多くの書類を急いで作らなければならないときに、非常にありがたかった。また、社内手続についてはほぼ唯一の情報源。
  • 書籍 日米教育委員会・アルク編著「アメリカ留学公式ガイドブック」: LLMに関する情報は少ないが、アメリカへの留学全般について、大学選択、出願、渡航に必要なビザ、現地での生活等々、重要な情報が網羅されていると思う。


    LLMについては、日米教育委員会のWebサイト「アメリカ留学の基礎知識(法律大学院)」がある。http://www.fulbright.jp/study/res/law.html
  • LLM GUIDE: LLMに関するポータルサイト。学校に関する情報があるほか、掲示板等もあるようだ(見たことはない)。http://www.llm-guide.com/usa
  • US News http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/grad Law Schoolのランキング。
以下、先達の方々のブログ。



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